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ヤングファミリー向けのマネープラン
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独身の時は好きなようにお金を使うことができましたが、結婚したからには、自分だけのお金ではなくなります(基本的に男性は独身時代のおこずかいの1/5くらいにはなってしまうのではないでしょうか・・?)。
いくつかのルールを作って、二人でそれを守れば、いらぬトラブルを避けられるだけでなく、ファミリーとしての夢の実現を早めることができます。

結婚した二人も、それまでは全く違う文化で生活してきたわけですから、金銭感覚も違ってあたりまえです。
よく話し合って、将来に向けたマネープランをたてましょう。







mark結婚したら自分のお金の情報を公開しましょう

恋愛中は、相手に給料や貯蓄の額を聞くのはタブーかもしれません。でも結婚すれば、これからひとつの「家庭」を経営していくことになるのですから、お互いの経済状況を知っておくことは大切なことです。
正式に結婚が決まったら(決まる前ならなおよいのですが)、自分の給料やボーナスの額、貯蓄の金額と内訳、借金の金額と内訳を相手に正直に申告しましょう。

結婚前にお互いに確認しておきたいことは、女性の働き方です。以前は「結婚退職」する女性が多かったのですが、出産まで働く人、出産しても働く人も増えています。これは妻の価値観だけの問題ではなく、経済的な要因も大きく影響します。

妻が早く仕事を辞めたくても、家を買うための頭金や教育費を貯めるためには、長く働いた方がいい場合もあります。

とにかくよく話し合って隠し事はなくしておいたほうが、トラブルを避けるためにも大切です。




mark生活費の大枠を決めて家計費の全体像をつかもう

結婚したばかりのころは、家計のやりくりや貯蓄などわからないことが多いものですが、これから、いろいろな目的のために財産を築いていくためにも、おおまかな支出の流れをつかむことが必要です。
そうでないと、今のままの出費でいいのか、もっと節約しなくては目的(家を買うなど)が達成できないのか、もっと贅沢をしても大丈夫なのか見当がつきません。すると不安になります。

一度、家計簿をつけてみることをお勧めします。といっても、共働きだったり、小さな子どもがいると、正確に記録をするのは簡単ではありません。最初から完璧を目指さずにできるところから始めましょう。

手間をかけないで、家計の流れをつかむいくつかのアイディアがあります。

年始と年末の貯蓄残高を調べましょう

1年間でどれだけ貯蓄が増えたかを把握します
公共料金などの引き落としを、ひとつの口座にまとめましょう

これで、自動引き落とし分についてすべて把握でき、ミスも減ります
自動引き落とし以外の決まった出費を書き出しておきます

小遣い、美容院代、新聞代など毎月決まって右から左に出ていくお金を管理します
領収書を分類して封筒に入れます

食費、雑費などに分け、1ヶ月ごとに集計します
大きな出費は必ずメモを残しておきます 家電購入や旅行費、交際費なども記録します

以上のことができれば、年間のだいたいのお金の出入りがわかるはずです。もっと詳しく知りたくなったら、市販の家計簿を利用したり、パソコンソフトなどを使うといいでしょう。




家庭用家計簿ソフトの検索はこちらからどうぞ




mark収入の10%〜20%は貯蓄しましょう

健全な家計というのは、きちんと貯蓄ができる家計です。

手取り収入の最低でも1割、できれば2割を貯蓄したいもの。共働きならそれぞれ2割ずつを。これが達成できていれば、無理に節約する必要はありません(無駄遣いは別ですが)。
ただし、ここに「1〜2年以内に使うための貯蓄」は含めません。
百貨店積立や旅行積立、年払の保険料や2年ごとの車検のための積立は使うための貯蓄ですから、将来のアテにする貯蓄にはカウントしません。

確実に貯蓄するためには、自動積立を利用するのがいちばんです。勤め先に財形貯蓄などの天引き貯蓄があればそれを利用し、なければ金融機関の自動積立型の金融商品を利用します。




mark将来のライフプラン表を作りましょう

お金を使うことを我慢して貯蓄するには、貯める目的をハッキリさせることも大切。そのために有効なのは、2人で一緒にライフプラン表を作ることです。何年後に子どもを生む、何年後に家を買う、何年後に旅行に行く、何年後に子どもが大学に入学するなどです。

夫婦の年齢を記入し、やりたいことや義務としてやること(教育費の準備など)を、該当する年に記入していきます。まず10年分作ってみましょう。興味がある人は20年分書いてみてもいいでしょう。
書いていく過程で、子どもの人数、教育は公立か私立か、家を買うか買わないか、マンションか一戸建てかなど、お互いに漠然と思い描いていることをハッキリさせることになります。
お互いの考えが、食い違っていれば、じっくりと話し合いましょう。お互いをさらに深く理解するきっかけになります。

2人で合意して記入を終えたら、出費をともなうことに大まかな予想金額を書き入れてみます。次のステップとして、その金額をどう準備していくかを考えるのです。3年後に100万円必要なら、100万円を36ヶ月で割った月約2万8千円が積立の目安となります。

何よりも将来の目標が明確に見えてきますので、貯蓄に励むキモチも高まります。

※特にお金を出してソフトを買う必要はありません。エクセルで簡単に作ってOKです。



mark生命保険を見直そう

結婚して子どもが誕生したら生命保険を見直しましょう。

独身の時は扶養家族がいないので、入院した時に入院日数に応じて給付金が払われる保険だけに加入していれば十分でした。
しかし、結婚をしたら将来の保障のために、男性には死亡保障が必要になります。
万一若くして死んだときに、妻や子供の生活費を残すためです。
また子供の、教育資金も残したいので、必要な保障額はさらに大きくなります。

保険金額の目安は夫の年収×6×子供の数だそうです。
例)年収800万円×6×2=9,600万円(子供2人の場合)

生命保険は掛け捨ての保険を上手に利用すると、保険料を抑えることができます。
また積み立てできるものや大きな会社の場合は、会社で割安なグループ保険を取り扱っています。

積み立て式の保険は保険料も高くなりますが、足りない分は掛け金の安いグループ保険で補填するというやりかたをオススメします。
会社を退職するころには子供もひとり立ちしているはずなので、グループ保険ができなくなっても問題ありませんね。


※保険の比較はここが詳しいです : 保険比較パートナー



mark住宅ローンは計画的に

一生に一度の大きな買い物・・・それがマイホームです。

やりくりをして、計画的に積立貯蓄をしていても、自分が買える以上の家を買って、返せる以上のローンを借りてしまうと、最悪の場合は家計が破綻してしまいます。

大切なことは、住宅ローンは年収の4倍までにすること。
年収500万円なら借りられる住宅ローンは2,000万円までです(例外はあります)。
頭金は年収分用意するのが目安で、そうすると年収の5倍(この場合2,500万円)の家が買えます。
この他に諸費用が3〜8%程度かかりますから、これも預貯金で準備したいものです。
頭金をきちんと貯め、ローンを借りすぎなければ、資金計画で大きく失敗することはありません。

また新居となると家具や電化製品も新しいものが欲しくなりますが、最初から一気に買い揃えるのではなく、住みながら徐々に揃えたほうが、結果的に住まいにマッチしたものが完成します。

買うタイミングも大切です。
早い時期に買ったほうが、ローンの返済も後で楽になりますが、目安としては子供が小学生になる頃がベストです。小学生の頃まではまだ、お金もそれほどかかりませんから、ローンの返済も比較的安全です。

ローンの組み方もよく検討しましょう。
一般的にはこれから金利が上昇しそうなときは「10年〜25年程度の長期固定」で借り入れし、金利が下がりそうな局面では「3年〜5年程度の短期固定」もしくは変動金利で借り入れします。
しかし、バブル崩壊後のゼロ金利政策が解除されたばかりなので、これからは金利は上昇していくと考えるのが一般的でしょう。
数年後には今の低金利(1%〜3%)で借り入れができる時代を羨むことになるかもしれません。

いずれにしても、立地や様々な条件をよく検討して、慎重に買うよう心がけましょう。

私も2,700万円を35年ローン、3.7%で買いりれ、何度かの繰上げ返済と2度の借り換えで、今は2.4%の固定金利にしています。
繰上げ返済や借り換えには手数料がかかりますが、それでも35年間3.7%で払い続けるより支払い期間で約8年も縮めることができ、支払い総額もグッと低く抑えられました。


※住宅ローンはここが詳しいです : 月間住宅ローン
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